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エプソン PM-3300C UG
赤線が入るようになり、2度ほど修理に出しました。
プリンタ本体価格が高いものだったので、新しい内は
修理に出していました。費用は、それほどかかりませんでした。
4〜5000円だったと記憶しています。販売店にプッシュさせたので
高額にならなかったのでしょう。しかし、調子が良いのは、短期間です。
PM-3300C UG
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それでもまた、赤線が出始めました。さすがにここまでくると、これ以上の出費はかけられません。
そこで、現役を引退し、部屋の片隅で眠っていましたが、未使用のインクがあったのです。要するに、もったいないので何とかしたい、ということです。
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再度分解
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以前、分解してヘッドを取り出し、クリーニングしたことがあったのですが、それでは赤い線は解決しませんでした。
今回は、1〜2年ぶりの分解です。なお、インクは使いかけのものを入れっぱなしでした。
ふたをはずします。
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ねじをはずす
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分解は簡単です。
基本的に、前後4カ所のネジをはずします。
写真は、前側右のネジです。
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後ろ側
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これは、後ろの右側のネジです。
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内部の様子
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ネジを取って、上半身のカバーをはずすと内部がよく見えます。前回ヘッドを分解しているので、今回は裏側を中心に対策をとります。
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モーターコードをシールド
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今回の対策は、モーターのコードをアルミホイルでシールドします。
プリンタ中央から、左右へ赤白のコードが伸びていますが、今回はそれにアルミホイルを巻き付けます。
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左側です
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後ろから見て左側です。
フラットケーブルに隠れていますが、このモーターへのコードも、ホイルで巻きます。
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パージユニット
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この付近も、インクで汚れます。
できればクリーニングしておきたいものです。右側のフェルトがはずれてしまったので、同じ形にフェルトを切って代用しています。黄色いものがそうです。
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その後、赤い筋は出現しなくなりました。(長い間放っておいたのに印刷できたのも驚きでしたが。エプソンのプリンタはヘッドが丈夫なのでしょうか。)モーターコードからの影響と考えてのアルミホイルシールドですので、シャーシにアースを取っておきたいところですが、直接触れているのでよしとしましょう。
巻いていて思ったのですが、ホイルが他の電気回路に触れてショートしないようにしないと完全にプリンタが死んでしまいます。お気をつけ下さい。
さて、どれくらい今回は持つのでしょうか。H19.12.30
経過報告
対策を取ってから、3ヶ月ほど経過しました。
その間、時々WEBページを印刷するなど、100枚程度印刷したでしょうか。
数年前のつけっぱなしだったカラーのインクカートリッジがなくなり、
交換しましたが呆れるほど順調です。
これなら、ip9910を購入しなくても大丈夫だったのでは?
と思わせるほどです。
プリンタ内部には、複数個のモーターが使われていますが、このどれかのモータのコードがノイズを誘導しているような気がしています。まあ、あくまで推論でしかありませんが。(H20.3.22)
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さて、およそ1ヶ月後。
出現しました。青い筋です。
スキャナでなく写真で撮りましたので、
不鮮明ですが例の線がまた出現しました。
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ならばということで、グレーの信号線も
シールドしてみます。
さらに、シャーシへのアースもとってみました。
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モーター付近もシールドを増やしました。
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プリンタの裏側を走っているコードには
ほぼシールドの処理を施しました。
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しかし、今回は消えません。
シールドの仮説が風前の灯火です。
ヘッドの移動シャフトへもグリスアップしてみます。プリンタの接続をパラレルからUSBに
変更してみたり。
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消えない。
どうしたものか…
このあと、ノズルチェック、ギャップ調整印刷、Windowsテストページ印刷を何気なく行い。
敗色濃厚だなあ、と落胆しながら
数ページ印刷を繰り返してみると
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消えました!!
なぜ、どうして?
続けて10ページほど印刷してみるが
線は出現せず。
何が原因だったのか?
またしばらく考えてみます。
(H20.4.19)
続く
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グリスアップの場所
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なぜ、赤い線が入る?
プリンタヘッドのクリーニング
詰め替えインクの実験
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