インクジェットプリンタ 徒然日記

 
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CANON PIXUS 950i

 

以前1台故障したときの様子です。おそらく、ロジックボードの

故障が原因と思われます。

 

キャノン PIXUS 950i

 

 IMG_1594.jpg

廃インクタンクの様子です。だいぶ一杯になっていますが、まだエラ-は出ていませんでした。(レポートを印刷してみると、60%程度の廃インク率でした。)ふちなし印刷等で捨てられたインクは、吸収体上面からしみこんでいきます。

廃インクタンク

 

 IMG_1599.jpg

はじの方まで細かい吸収体がはめ込まれています。canonの場合、電源ボタンとリセットボタンの操作で、レポートが印刷できたり、内部の記録をリセットできたりします。

リセット方法のページへ

右側

 

IMG_1600.jpg 

 パージユニットから廃インクが落とされる部分でしょう。この部分は吸収体の下の方へとつながっているようです。

ロジックボード

 

 IMG_1603.jpg

 ロジックボードの様子です。このパーツは現在品薄です。修理を依頼した場合、サービスセンターによっては、欠品しており、定額修理代で別のプリンタに現品交換になります。今回提案されたのは、IP6700Dでした。そのときの在庫状況で変わるようです。

プリンタ脇のパーツ

 

 IMG_1606.jpg

このようにはめ込まれているだけです。はずすには、特に工具は必要ありません。

プリンタヘッド

 

IMG_1589.jpg 

ヘッドの下部のネジを2本はずした状態です。このヘッドは、1色がチェックパターンで櫛形になってしまうので、復活を試みました。基盤部分ははずすと復活が難しそうなので、分解はここまでです。

ノズル部分

 

 IMG_1588.jpg

インク側からは、このように細い通路を通ってインクが流れてくる仕組みです。ゴムのパッキンが間に挟まっています。この、白いヘッド部分に注射器で水圧をかけると、反対側より、シャワーのように2列で水が噴射します。櫛形パターンの場合、この1列が噴射不能になっているのではないでしょうか。

 

 

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後ろ側から注射器などで水圧をかけると、この穴から水が勢いよく出てきます。1色が全く出ない場合、この黒いプラしチック内部の通路で詰まっている可能性が高いです。

 

ゴム部品

 

IMG_1590.jpg

ヘッド部分とインクタンク部分をつないでいるゴム部品です。色が混ざってしまうというトラブルの場合、この部分を洗浄してもう一度きちんと組み直してみるのもいいかもしれません。

 

 

インク取り付け部分

 

IMG_1593.jpg 

この白い部分に注射器で水圧をかけると1つ1つ通路の詰まりがチェックできます。ヘッドを洗浄する液も市販されていますが、使ってみた感じでは、色の付いた石けん水といった感じでした。ぬるま湯やアルコールで十分でしょう。

 

このヘッドは、この後1日乾燥させ、フラットケーブルを切らないように組み立てて、チェックをしましたが、ヘッドのエラーが出てしまい、完全に沈黙してしまいました。

おそらく、乾燥中にテーブルから落としてしまい、ダメージを受けたのが悪かったのか、洗浄中に静電気で回路が破壊されてしまったのでしょう。

どちらにしても、細心の注意が必要です。H19.12.15

ヘッドの分解その2へ

 

「リフィルインクはヘッドを詰まらせるのか?」

詰め替えインクの実験 へ

 

キャノンの定額修理は、料金としてはリーズナブルです。

廃インクタンク交換、ロジックボード交換、インクヘッド交換

各部調整で、9450円です。インクは補充されません。ただ、プリンタの価格が非常に

低いので修理に踏み切れない場合が多いですね。

販売店に請求されるのは、7000円台ですので、

2000円位が取り次ぎの利益でしょうか。

某電気店は、修理に出しただけで別に2000円とりますが、

ちょっと納得いきません。二重取りです。

 

プリンタヘッドのクリーニング

詰め替えインクの実験

 

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