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詰め替えインクの実験10
〜インクの耐光性は?〜
印刷物を使ってのインクの耐光性を調べてみました。
22日後の結果をご覧下さい。
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さて、22日ほど外光にさらしました。ベランダに出したまま、放置しておいたものです。光、ガス、温度、湿度あらゆる条件が室内やアルバム、額保存より厳しい状態です。(これは元画像です。) |
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印刷直後
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22日後 |
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上は、詰め替えインクの印刷物です。一番変化が現れています。特に、イエローの部分はほとんど退色しました。また、ブラックも変質しています。よって、子どもの写真部分は黒が抜けてしまい、変化がよく分かります。
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6系の印刷です。若干の退色が見られますが、大きく変色はしていません。ただ、混色で作られたブラックと思われる部分が退色しており、やはり、子どもの写真の暗部が大きく変色しています。
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エプソンのプリンタによる出力です。純正インクですが、世代的にはかなり前のインクになります。キャノンの6系インクと同様の傾向が見られます。
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ip4100による3系インクの画像です。もちろん、この機種の指定インクは7系のインクです。変化としては、あまり大きくありませんが、子どもの写真の質感が若干変化しています。
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9910による、7e系の画像です。耐光性の点では一番期待できると思っていましたが、やはり変化は一番少ないです。
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☆総合的に見て、詰め替えインクは発色の点でやや異なる点があることは周知でしたが、耐久性は発色よりも大きく劣る部分であることが分かります。
22日後のスキャン画像は、用紙が外気にさらされ続けたため、大きくカールしたり波打ったため、スキャナの光源が乱反射して見づらくなってしまっています。
その点を考慮しても、変化の度合いを読み取っていただけるかと思います。
特に、イエローやブラックの部分は大きく影響を受けると言うことがわかりました。
(H20.8.22)
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