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詰め替えインクの実験4
〜リフィルインクはヘッドを詰まらせるのか?〜
異なるインクを混合しても、目に見える変化はとらえられませんでした。
そこで、金属への攻撃性を調べてみることにしました。
ヘッドが傷んだりすることが再現できるのでしょうか?
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1つは100円ショップの詰め替えインク。
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もう一つは、メーカー不明の詰め替えインク。
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手近な金属と言うことで、ステープラーの針です。
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試験管に入れて
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インクを注入していきます。
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針を3つずつ入れてあります。
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メーカー不明 100円ショップ
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2種類のインクの中に、針が入っています。数日間観察を続けて、変化の様子を調べてみたいと思います。
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メーカー不明 100円ショップ
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12時間後。
予想外です。早くも100円ショップのインクの方に変化が現れています。
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メーカー不明 100円ショップ
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さらに20時間後。
針を投入してからは32時間程度が経過しています。見た目では、色の変化は進んでいません。(H20.3.7)
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100円ショップ内の針。
針を取り出しました。相当接近して撮影したものを、切り出していますが、何しろ小さいので、表面の様子が見えるでしょうか?明らかに、表面の様子が変化しています。正確な化学変化は分かりませんが、金属への攻撃性はある、と言わざるを得ません。
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これは、新品の針です。
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メーカー不明インク内の針。
若干曇りが見られるようですが、酸化?の程度はひどくはありません。
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今回起こった変化が酸化なのか、何らかの化学変化なのかは特定できません。
しかしながら、ステープラーの針が純粋な鉄とは言えない(済みません、材質が分かりません。)といっても、金属に対して攻撃性があることは確かなようです。
プリンタのヘッド内で、どの程度インク流路に金属が使われているかは分かりません。だとしても、悪影響がある可能性は否定できません。もちろん、インクメーカーが相応の対策を取っている可能性はあります。今回の実験でも明らかなように、メーカーによって、互換インクの挙動は異なるようです。消費者としてはより良いインクを探し出したいものですね。
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その後…
3日たちました。前回と大きな変化無し。
変わらないインクは変わらない、ということでしょうか?
もっと、置いておいても良かったのですが、次の実験が必要になったので終了です。(H20.3.10)
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次の実験というのは、とても古いS社の詰め替えインクが手に入ったので、追加の実験です。
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YMCの3色セットです。
当時は、3色一体型のインクが主流でしたから。MJIC8C対応です。
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ステープラーの針を前回と同様に3本入れます。
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やはりイエローを注入します。
ずいぶん長いこと放置してあった詰め替えインクですが、結果はどうでしょう?
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一晩おいた後です。
予想外です。100円ショップのインクと同様に、あっという間にインクが変色してしまいました。
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ということは、純正のインクはどうなんだ?
またまた、次の実験へ。
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プリンタヘッドのクリーニングその1
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