インクジェットプリンタ 徒然日記

 
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詰め替えインクの実験4

 

〜リフィルインクはヘッドを詰まらせるのか?〜

 

異なるインクを混合しても、目に見える変化はとらえられませんでした。

そこで、金属への攻撃性を調べてみることにしました。

ヘッドが傷んだりすることが再現できるのでしょうか?

 

 

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1つは100円ショップの詰め替えインク。

 

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もう一つは、メーカー不明の詰め替えインク。

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手近な金属と言うことで、ステープラーの針です。

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試験管に入れて

 IMG_1848.jpg

 

 

インクを注入していきます。

 

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針を3つずつ入れてあります。

IMG_1850.jpg

メーカー不明     100円ショップ

2種類のインクの中に、針が入っています。数日間観察を続けて、変化の様子を調べてみたいと思います。

 

 IMG_1854.jpg

メーカー不明     100円ショップ

12時間後。

予想外です。早くも100円ショップのインクの方に変化が現れています。

 IMG_1855.jpg

メーカー不明     100円ショップ

さらに20時間後。

針を投入してからは32時間程度が経過しています。見た目では、色の変化は進んでいません。(H20.3.7)

 P1020050_s.jpg

 

100円ショップ内の針。

針を取り出しました。相当接近して撮影したものを、切り出していますが、何しろ小さいので、表面の様子が見えるでしょうか?明らかに、表面の様子が変化しています。正確な化学変化は分かりませんが、金属への攻撃性はある、と言わざるを得ません。

P1020051_s.jpg 

 

これは、新品の針です。

P1020052_s.jpg

 

メーカー不明インク内の針。

若干曇りが見られるようですが、酸化?の程度はひどくはありません。

 

今回起こった変化が酸化なのか、何らかの化学変化なのかは特定できません。

しかしながら、ステープラーの針が純粋な鉄とは言えない(済みません、材質が分かりません。)といっても、金属に対して攻撃性があることは確かなようです。

プリンタのヘッド内で、どの程度インク流路に金属が使われているかは分かりません。だとしても、悪影響がある可能性は否定できません。もちろん、インクメーカーが相応の対策を取っている可能性はあります。今回の実験でも明らかなように、メーカーによって、互換インクの挙動は異なるようです。消費者としてはより良いインクを探し出したいものですね。

 

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その後…

3日たちました。前回と大きな変化無し。

変わらないインクは変わらない、ということでしょうか?

もっと、置いておいても良かったのですが、次の実験が必要になったので終了です。(H20.3.10)

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次の実験というのは、とても古いS社の詰め替えインクが手に入ったので、追加の実験です。

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YMCの3色セットです。

当時は、3色一体型のインクが主流でしたから。MJIC8C対応です。

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ステープラーの針を前回と同様に3本入れます。

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やはりイエローを注入します。

ずいぶん長いこと放置してあった詰め替えインクですが、結果はどうでしょう?

 

IMG_1861.jpg

 

一晩おいた後です。

予想外です。100円ショップのインクと同様に、あっという間にインクが変色してしまいました。

 

ということは、純正のインクはどうなんだ?

またまた、次の実験へ。

 

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プリンタヘッドのクリーニングその1
互換インクの実験

インクはなぜ高い?

 インクはなぜ詰まる?

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