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詰め替えインクの実験6

 

〜リフィルインクはヘッドを詰まらせるのか?〜

 

純正インク第2弾です。

古くなって使用する機会のなくなったインクを譲ってもらいました。

2種類あったのですが…

 

 

IMG_1868.jpg

 

 

HPの41Aとなっています。

インクとヘッドが一体なのは伝統ですね。

 

IMG_1869.jpg

 

NECのPICTY用のカートリッジです。

HPもNECも使ったことはないのですが。

IMG_1870.jpg

 

NECの箱を開けてみると、カートリッジがすぐ出てきます。現在は、大抵が密封した包装になっていますけどね。

この時代はそうではなかったようです。

もしかしたら、HPは今でもそうだったり?

IMG_1871.jpg

 

HPのカートリッジです。

その通り、全く同じものでした。

要するに、NECはHPのOEM品だったわけですね。

それにしても、大きくてごつい図体です。

 

IMG_1872.jpg

 

テープにはインクが滲んでますね。

密封してないわけだから、乾燥したりしないのでしょうか?

さて、インクをどこから取り出しましょうか?

IMG_1873.jpg

 

ヘッドを削ってみました。

手強いです。

この後、すっかり削り取ってみましたが、インクは吸い出せませんでした。

なぜ?

IMG_1881.jpg

 

反対側の穴をふさいだ部分らしいところをドリルで開けてみましょう。

IMG_1874.jpg

 

どこがイエローか、というのも問題です。

この向きから見ると、左側がイエローでした。

IMG_1875.jpg

 

吸い出しも結構大変です。少しのインクと泡ばかり出てきます。

たいした量は入っていないんですね。

コスト的には、ヘッド一体型ってどうなんでしょう?

IMG_1876.jpg

 

吸い出したインクはこんな感じです。

結構薄いですね。

今までで一番薄いかもしれません。

 

 IMG_1883.jpg

 

ステープラーの針を投入後12時間。

純正インクなのに変色が見られます。しかし、リフィルインクほど強く変色はしていません。ステープラーの針が見えます。

これが、HPがヘッド一体型のインクを使用する理由?というのは考えすぎ!?

(H20.3.19)

 IMG_1877.jpg

 

IMG_1799.jpg

 

さて、こちらはHPインクと100円ショップインクの混合です。

またまた、色味と比重の違いからはっきりと2層になっています。

IMG_1878.jpg

 

振り混ぜるとこのように一様に混ざります。結果的には、透明で浮遊物、沈殿物も生成しません。

(12時間後も全く変化はありませんでした。)

 

IMG_1880.jpg

 

IMG_1787.jpg

こちらはHPインクにメーカー不明リフィルインクを混合しました。

 

IMG_1884.jpg

 

同様に、はっきりとした変化は見られません。沈殿物、浮遊物ともに無しです。

(12時間後も変化無しです。)

 

 IMG_1890.jpg

 

20時間ほど経過した様子です。

まあ、こんなもんでしょう。

 

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