|
詰め替えインクの実験2
〜リフィルインクはヘッドを詰まらせるのか?〜
詰め替えインクを純正インクと混ぜてしまうと、インクには
どのような変化があるのでしょうか?
化学反応によって、インクが凝固するなどの変化があるのでしょうか?
今回は、100円で手に入る詰め替えインクを試してみます。

|
使ったことはありませんが、実験のために購入してみました。税込み105円です。
|

|
100円とは思えない充実ぶりです。2回の詰め替えができる量とされています。
|

|
試験管に詰め替えインクを入れます。
|

|
左が詰め替えインクです。明らかに色合いが今までと異なります。
右側はエプソンインクです。注射器で吸い出す際に、かなり泡立ちました。
|

|
上から詰め替えインクを注入します。2層になって色の違いがはっきり見えます。泡が残ってしまい、白っぽく写ってしまいました。
比重も微妙に違うのでしょう。
|

|
さて、こちらはキャノンのインクと詰め替えインクを混ぜたものです。
やはり、2層になりますが、写真はもう振り混ぜた後です。
|

|
先ほどのエプソンインクも振り混ぜました。
どちらも、沈殿物、浮遊物ともに発生しておりません。
どうも、混合したからといって、即凝固したり、変質したりするようではなさそうです。
左:エプソンインク+100円インク
右:キャノンインク+100円インク
|

|
10時間後です。やはり、目立った変化はありませんでした。
|
|
加熱して水分を蒸発させてみます。
・エプソン+100円 ・詰め替え
・キャノン+100円 ・エプソン純正
・100円
という位置で数滴たらします。
|
|
オーブンで加熱すること6分。
すっかり、水分が飛びました。
これは、エプソン+100円インクです。
|

|
キャノン+100円インクです。
エプソンの結果と大して変わりはありません。同様に、黒ずんでいます。
|

|
メーカー不明の詰め替えインクです。
広がらなかったためか、色が非常に濃くついています。
|

|
エプソン純正インクです。
色は比較的薄くついています。
|

|
100円インクです。
色合いはエプソンの純正と似通っています。
|
|
|
結果として、どういうことが言えるのか?というとはっきりしません。
混合しただけでは、化学変化する兆候はありませんでした。
キャノンのようにヘッドで加熱された場合、変化があるかもしれないと
思い、加熱したわけです。当然、こういった残留物がヘッドを詰まらせる
わけでしょうが、性質の違いまではわかりませんでした。
|
 |
 |
実験3へ
プリンタヘッドのクリーニングその1
互換インクの実験
インクはなぜ高い?
インクはなぜ詰まる?
トップページへ
|
|
|
徒然日記ブログ版へ 過去のコメント
|